テニスは楽しいですが、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)など、手首の外側に痛みを持つ方も多いのではないでしょうか。さらに、長時間のデスクワークによる肩こりや手首の負担も加わり、悪循環に陥っている方もいるかもしれません。
僕自身、テニスで手首(TFCC損傷)と肩を痛めたことに加え、IT系デスクワーカーとして慢性的な凝りに悩んでいました。そこで試したのが、phiten(ファイテン)のチタンテープ X30 伸縮タイプです。
この記事では、「半信半疑だったファイテン」を実際に使った結果、テニスでの手首の痛みとデスクワークの凝りの両方に効果を感じた実体験を、具体的な使用部位と効果を交えて徹底レビューします。
1. X30を試した理由:手首のTFCC損傷とデスクワークの疲労
テーピングを必要とした2つの痛み
僕がチタンテープ X30を試すきっかけとなったのは、単なるテニスでの故障だけではありませんでした。
- テニスによる痛み: TFCC損傷(手首の小指側の痛み)と肩の痛み。肩を痛めた際は、腕を上げる動作すら困難でした。
- デスクワークの疲労: 長時間のキーボード・マウス操作によるTFCC損傷の悪化、および猫背・巻き肩による肩の付け根や首の慢性的な凝り。
特に手首は、テニスでのリストの動きに加え、デスクワークで負荷がかかり続ける部位です。


また、肩に貼ることで、腕を上げるのがずいぶん楽になり、テニスのパフォーマンスだけでなく、日常の動作まで改善されることを実感しました。
X30は「水溶化メタル技術」の集大成
ファイテンの製品は独自の「水溶化メタル技術(アクアチタン)」をテープに浸透させています。このX30は通常の30倍という濃度。正直、以前は信用していませんでしたが、今回使ってみて、この不思議な効果に注目しようと思えるほどの変化を感じています。
2. 【最重要】デスクワーク・テニスでの具体的な貼り方と効果
チタンテープ X30が、テニスとデスクワークのそれぞれの痛みに対して、どのような効果を発揮したかを解説します。
| 部位 | 目的 | 貼った結果(実感) | デスクワーク/テニス |
| 手首の外側 | TFCC損傷の動きのサポート | 手首の不安定さが軽減し、PC作業時やテニスでの回旋運動時の痛みが緩和した。 | デスクワーク/テニス |
| 肩 | 痛みによる可動域の改善 | 肩の凝りが取れ、腕を上げる動作が楽に。テニスのサーブ前のルーティンがスムーズになった。 | デスクワーク/テニス |
| 首の付け根 | デスクワークの慢性的な凝り | ほんのり温かい体感があり、長時間の座り仕事による首の付け根の緊張が和らいだ。 | デスクワーク |
デスクワーク時の使用頻度と目的
僕はテニスをする日だけでなく、在宅ワークで一日中座っている日にも、TFCC損傷の悪化予防や首・肩の慢性的な凝り対策としてこのテープを使用しています。これは、痛みが出る前に血行を促進し、パフォーマンスへの悪影響を防ぐという目的があります。
3. 実際に使って分かった X30のメリット・デメリット
メリット:高い信頼性と使用感
- 貼った部分が「ほんのり温かい」: 血行が促進されているような感覚があり、痛みが和らぐことに繋がっている。
- 目立たず、普段使いしやすい: 肌色で目立たないため、普段のデスクワーク中にも服やシーンを選ばず使用できています。
- 剥がし跡が残らない高い品質: 粘着力が非常に強いのに、剥がした後に粘着のりが肌に残ることが全くありませんでした。
- 高い撥水機能で水に強い: テニス中の汗や手を洗う際も剥がれにくく、粘着力が持続します。
デメリット:剥がすときは「覚悟」が必要
粘着力が非常に強いため、剥がすときには若干の痛みが伴います。特に毛の多い部分は注意が必要ですが、効果を維持するためにはこの強力な粘着力は必須だと割り切っています。
4. まとめ:X30は「TFCC損傷と戦うITワーカー」の相棒
phiten(ファイテン)のチタンテープ X30 伸縮タイプは、テニスでのパフォーマンスとデスクワーク中の健康維持という、二つの課題を解決してくれる相棒です。
- デスクワーク対策: TFCC損傷の悪化予防や、肩・首の慢性的な凝りの緩和に。
- テニス対策: 肩と手首の痛みをサポートし、パフォーマンスの維持と故障予防に。
TFCC損傷や、デスクワークで体を酷使している方は、ぜひ一度この不思議な効果を体験してみてください。
関連アイテムとの相乗効果
テニスでの肩の可動域向上やデスクワークでの姿勢改善に特化した「CW-X JYURYU TOP(柔流)」と併用することで、体の軸が安定し、より高いサポート効果を実感できます。


