はじめに
新しいラケット、Speed Tour 2026を手に入れたタイミングで、ストリングのセッティングも大幅に見直しました。
これまでは「ポリツアーレブ」を50ポンドで張っていましたが、今回は「アルパワー × XR3」のハイブリッドを選択。さらにテンションも40ポンド台まで落としています。


なぜこの組み合わせに行き着いたのか、その選定理由と実際に打ってみた感想をお伝えします。
セッティング変更の最大の理由は「肩への負担軽減」
今回、一番の課題は「肩の痛み」でした。
これまで通りポリストリングの単張りを高めのテンションで使い続けるのはリスクがあると考え、衝撃吸収性に優れたハイブリッド構成を検討しました。
選定ステップ1:メインをポリ、クロスをナイロンに
ポリストリングの打ち応えも捨てがたいため、まずは「メイン(縦)=ポリ」「クロス(横)=ナイロン」という構成に決定。ここから具体的な銘柄を選んでいきます。
選定ステップ2:なぜ「ポリツアーレブ」ではなく「アルパワー」か?
愛用していたポリツアーレブは断面が八角形です。スピン性能は高いのですが、角がある分、クロスのナイロンを早期に削り取ってしまう懸念がありました。
そこで選んだのが、断面が丸型の「アルパワー」です。
- 丸型なのでナイロンへの攻撃性が低い
- 単体としてのパワーとスピン性能が極めて高い
アルパワーは「テンション維持性能」が課題とされますが、ハイブリッド構成であればどちらにせよ早めに張り替えることになるため、そこは割り切って性能を優先しました。
選定ステップ3:クロスは柔らかさ重視で「XR3」
クロスのナイロンには、マルチフィラメント構造の「XR3」を選定しました。
モノフィラメントの方が耐久性はありますが、今回は「肩への優しさ」が最優先。よりソフトな打球感を求めてマルチを選びましたが、これも早期張り替えを前提にしているので問題ありません。
迷い抜いた末の決断
実は、ショップで張り替える直前まで以下の選択肢で悩んでいました。
- 比較重視: Speed TourとRadicalを純粋に比べるため、これまで通り「ポリツアーレブ(50ポンド)」にする
- パワー重視: 「アルパワー」の単張り
- バランス重視: メインを「ポリツアーレブ」にしたハイブリッド
しかし、最終的には「長くテニスを続けるために肩を労る」という目的を優先し、今回の極柔セッティングに振り切りました。

打球感インプレッション:想定通りの「柔らかさ」と「伸び」
実際に打ってみた感想は、一言で言えば「想定通りのマイルドさ」でした。
ストローク
- 打感: 非常に柔らかいです。ポリ単張りに比べると打ち応えは若干物足りないものの、スピンはしっかりかかり、ポリのメリットは健在です。
- 弾き: フラットに当てた際、ネットを越えてからのボールの伸びを感じました。これはナイロン特有の反発力が活きている証拠だと思います。
注意点:飛び過ぎとタイミング
セッティングを柔らかくしたことに加え、Speed Tour自体の振り抜きが良くなったため、思い切り振るとボールが飛び過ぎてしまう場面がありました。
ラケットの挙動とストリングのたわみ感にまだ慣れておらず、ジャストなタイミングを掴むには少し時間がかかりそうです。
まとめ:しばらくはこの「極柔」でいきます
今回の変更をまとめると以下の通りです。
| 項目 | 旧セッティング | 新セッティング |
| ストリング | ポリツアーレブ | アルパワー(M) × XR3(X) |
| テンション | 50ポンド | 42 / 45 ポンド |
結果として、肩への不安を払拭しつつ、Speed Tourの性能を引き出せるセッティングになったと感じています。
まずはこの構成でじっくり慣らしていき、もし手応えが良ければ、次はクロスのXR3を「ナチュラルストリング」に変更して、究極の打球感を目指してみるのも面白いかなと考えています。


